らんちゅう色落ちの原因

らんちゅうを飼育していると、ある日突然色が真っ白になって
しまうということがあります。
これは病気というわけではありませんが、おもに環境による
ストレスや日光不足、エサなどが原因となって起こる現象です。

らんちゅうは成長してから色落ちしてしまうと、元に戻るという
ことはほとんどありません。
色落ちを防ぐためには、十分に注意する必要がなります。

まずストレスの原因として考えられることとしては、
小さな水槽で多くのらんちゅうを飼育するといった過密飼育、
水槽内の苔の掃除の仕方などが挙げられます。

らんちゅうは選別を行うことによって数を減らすことができますが、
初心者の方ですと思い切って除外するということが難しく、
数が多いまま成長させてしまうということが多々あります。

それぞれの個体が成長して水槽内が狭くなってしまうと、
らんちゅうはストレスを感じやすくなってしまうのです。

また、日光不足もらんちゅうの色落ちには大きく関係します。
らんちゅうの飼育は庭の池などで行うことが最適であるのですが、
室内の水槽で飼育するという場合にはタイマー付きの照明器具を
設置するなどして、日光不足対策を講じることが必要です。

タイマーのない照明器具ですと、夜間に消し忘れたりする
ことによってもストレスになり、らんちゅうの色落ちにつながる
危険があります。

そのほかエサについても種類を変えたりすることによって、
らんちゅうがストレスを感じる場合はあります。

らんちゅう飼育の真髄を知りたいのなら

本や雑誌では決して手に入らない、
日らん全国大会で何度も日本一に輝いた

山田芳人のらんちゅう飼育法 を試してみませんか?