らんちゅう飼育

生き物を飼うにあたっては必ず餌が必要であり、どのような餌を
どのように与えるかによって健康状態や生育も左右されます。
らんちゅうについても、餌にはこだわっていきたいものです。

とはいっても、基本的にはそれほど難しいことではありません。
やり方を間違えなければ、健康ならんちゅうを育てることは
誰にでも可能です。

まず、餌の種類としてもっとも入手しやすいものが人工餌です。
街のペットショップや金魚を取り扱っているようなお店に行けば、
購入することができます。

価格も手ごろで良いものですが、人工餌は乾燥しているものですので、
こればかりを与えていると消化が悪く良くありません。

そこで、適宜与えたいものが生餌です。
生餌としてはイトミミズ、ミジンコ、アカムシなどが挙げられます。
栄養価も高く消化、吸収されやすいため、らんちゅうを健康に
保つためには必要です。

ただしカロリーが高いため、あげすぎると肥満の原因にもなって
しまいます。
人工餌とのバランスを考えてあげることが大切です。

また、植物系の餌としてコケや浮草、クロレラなどといったものも
加えると、さらにバランスが良くなります。
そのほか、餌についてはあげるタイミングと量も大切です。

らんちゅうに餌をあげる時間帯は、午前中が基本となります。
10分くらいの時間で食べきることのできる量を目安にすると良いでしょう。

餌をあげる瞬間がらんちゅうの飼育の中でももっとも楽しい
時間であるという方もいますが、餌が水槽の中にいつまでも
残っていないようにしなければなりません。

かならず1日の終わりには水槽や池に餌が残っていないかどうかを
チェックし、もし残っていたら取り除いておきましょう。

本や雑誌では決して手に入らない、
日らん全国大会で何度も日本一に輝いた

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